こんにちは、バフマガ運営者のピコたんです。
PS5でオンラインゲームの熱いバトル中や、大容量データのダウンロードがあと少しで終わる…!という時に、いきなり表示される「LANケーブルが接続されていません」の通知。
これが一度きりならまだしも、何度も繰り返し表示されると、本当にストレスが溜まりますよね。
私のもとにも「LANケーブルを買い替えてもダメだった」「Wi-Fiは安定してるのになぜか有線だけ切れる」「ルーターの再起動は試したけど効果なし…」といった声が届いています。
古いケーブルを使っているのが原因なのか、それともPS5本体のLANポートが緩いのか、何が原因で認識しないのか分からなくなってしまいます。
この問題、実は原因が多岐にわたるからこそ厄介なんです。
この記事では、そんな厄介な、PS5で「LANケーブルが接続されていません」が繰り返し表示される問題について、誰でも試せる物理的な確認から、PS5本体の設定見直し、意外な対処法まで、原因と解決策を分かりやすく解説していきますね。
ひとつずつ、一緒に確認していきましょう。
PS5で「LANケーブルが接続されていません」 繰り返しの原因
このエラーが表示される原因は、本当に様々です。
単純な接触不良のこともあれば、ケーブル自体の規格が古いこと、PS5本体やルーターの設定、さらには機器の熱暴走や故障まで考えられます。
まずは「どこに問題があるのか」を冷静に切り分けていくことが、解決への一番の近道ですね。
コストのかからない簡単なチェックから順番に試していきましょう。
- LANケーブルが抜ける?物理接続を再点検
- PS5がLANケーブルを認識しない時の切り分け
- LANケーブルのカテゴリはCat6以上か
- ルーターのポート故障や熱暴走の可能性
- Wi-Fiは安定、有線が切れる場合の要因
LANケーブルが抜ける?物理接続を再点検

ネットワークトラブルの約半分は、すごく基本的な「物理的な接続」が原因だったりします。
高度な設定変更を試す前に、まずはここを徹底的に、そして「確実に」チェックしましょう。
当たり前と思うかもしれませんが、PS5本体側と、接続先であるルーター(またはハブ)側の両方で、LANケーブルを一度完全に引き抜いてみてください。
そして、再度「カチッ」という明確なロック音がするまで、奥までしっかり差し込み直してください。
「見た目上は挿さっている」のと「電気的に正しく接続されている」のは、イコールではないんです。
特に、PS5を掃除で動かしたり、背面の配線を整理したりした際に、ほんの少しだけ浮いてしまうことがあります。
ツメ(ラッチ)の破損チェック
次に、意外と見落としがちなのが、LANケーブルのコネクタ(先端の透明な部分)についている「ツメ(ラッチ)」です。
このプラスチックのツメが折れていたり、ヘタっていたりしませんか?
このツメが折れていると、ポート内でケーブルがしっかり固定されません。
PS5本体のファンの振動や、床を歩くわずかな振動、掃除機が軽く当たった衝撃などで簡単に接触不良を起こし、「抜ける」のと同じ状態になって接続と切断を繰り返す主原因になります。
もしツメが折れていたら、そのケーブルはもう寿命です。すぐに新しいものと交換しましょう。
物理チェックリスト(再確認)
- PS5本体側のポートに「カチッ」と音がするまで挿さってるか?
- ルーター(またはハブ)側のポートに「カチッ」と音がするまで挿さってるか?
- ケーブルのコネクタにある「ツメ(ラッチ)」は折れていないか?
- ケーブルが家具の下敷きになったり、ドアに挟まれて圧迫されていないか?
ポートの清掃
最後に、両方の機器の電源を完全に切った安全な状態で、PS5とルーターのLANポート(挿し込み口)の中を覗いてみてください。
ホコリがびっしり溜まっていませんか?
このホコリが原因で接触不良を起こすこともあります。エアダスター(空気スプレー)を使って、ホコリを慎重に吹き飛ばしましょう。
この時、エアダスターの缶を傾けると冷却液が噴射してしまうことがあるので、必ず缶を立てたまま使うように注意してくださいね。
PS5がLANケーブルを認識しない時の切り分け

物理的な抜き挿しや清掃を試しても「認識しない」、または「接続と切断を繰り返す」場合、次のステップとして「原因の切り分け」を行います。
問題が起きているのは「ケーブル」なのか、「ルーター側」なのか、それとも「PS5本体側」なのかをはっきりさせましょう。
最重要:別のLANケーブルでのテスト
最優先で試してほしいのが、「別のLANケーブルに交換してみる」ことです。
もし自宅に予備のLANケーブルがあれば、それに丸ごと交換してPS5を起動してみてください。
これで問題がピタッと収まったなら、原因は元のケーブルで確定です。
ケーブルは外見上はキレイでも、内部で銅線が断線しかけていたり、ノイズの影響を受けやすくなっていたりすることがあります。
このテストは、原因を切り分ける上で最も簡単かつ効果的な方法ですね。
もし予備のケーブルがない場合は、一時的にPCやテレビに使っているLANケーブルと交換してテストしてみるのも良い方法です。
ルーターの別ポートでのテスト
別のケーブルに交換しても問題が解決しない場合、次に試すのは、「ルーターの別のLANポートに挿し替えてみる」ことです。
一般的な家庭用ルーターには、複数のLANポート(通常4つ程度)が備わっています。
今使っているポート(例えば「LAN 1」)からケーブルを抜き、隣の空いているポート(「LAN 2」や「LAN 3」)に挿し替えてみてください。
ルーターも長年使っていると、特定のポートだけが物理的に故障したり、ソフトウェア的に不具合を抱えたりすることがあります。
この簡単な挿し替えで問題が解決するケースも少なくありませんよ。
LANケーブルのカテゴリはCat6以上か

物理的な接続や切り分けテストでも問題がない場合、次に見直すべきは、使用しているLANケーブル自体の「性能」、つまり「規格(カテゴリ)」です。
PS5の有線LANポートは、公式スペックで最大通信速度1Gbpsの「1000BASE-T」という規格に対応しています。
この1Gbpsという速度自体は、理論上「Cat5e (カテゴリ5e)」という規格のケーブルでも出すことができます。
ですが、もし昔から家にあった古いケーブルを何となく使っていて、それがCat5eよりさらに古い「Cat5」だった場合、速度が出ないだけでなく、通信が非常に不安定になる原因にもなり得ます。
ノイズ耐性が重要
「ps5 lanケーブルが接続されていません」というエラーは、速度不足よりも「通信の安定性の欠如」が原因であることが大半です。
Cat5eは古い規格であり、ノイズへの耐性(シールド性能)が現代の基準では少し低めです。
私たちの家庭内には、電子レンジ、Wi-Fiルーター自身、電源ケーブル、ACアダプターなど、目に見えない電磁ノイズを発生させる機器がたくさんあります。
これらのノイズがLANケーブルに干渉すると、データ通信が瞬間的に途切れ、PS5が「接続が切れた」と誤認識してしまうんです。
オンラインゲームのように常時安定した接続が求められる用途では、Cat5eの使用は避け、よりノイズ耐性が高い「Cat6 (カテゴリ6)」以上の規格のケーブルを強く推奨します。
Cat6は内部の芯線の構造が改良されており、外部からのノイズの影響を大幅に受けにくくなっています。
ケーブルの形状にも注意
特に注意したいのが、配線のしやすさから人気の「フラットタイプ」や「スリムタイプ」のケーブルです。
これらはカーペットの下や家具の隙間に便利ですが、その薄さ・細さゆえに、スタンダードタイプ(断面が円形)のケーブルに比べてノイズ耐性が劣る傾向にあります。
もし現在これらのタイプを使っていて接続が不安定なら、スタンダードタイプの「Cat6」以上のケーブルに交換してみる価値は十分にありますよ。
| カテゴリ (Cat) | 最大通信速度 | 伝送帯域 | PS5での推奨度 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Cat5e | 1Gbps | 100MHz | △ (非推奨) | 速度規格は満たすものの、ノイズ耐性が低く、接続の不安定さの原因となりやすいです。 |
| Cat6 | 1Gbps | 250MHz | ◎ (最適) | PS5の性能に最適。高いノイズ耐性を持ち、安定した通信を実現するコストパフォーマンスに優れた選択肢です。 |
| Cat6A | 10Gbps | 500MHz | ○ (推奨) | PS5にはオーバースペック気味ですが、将来的に10G回線を契約する場合にも対応でき、ノイズ耐性もさらに強力です。 |
| Cat7以上 | 10Gbps以上 | 600MHz以上 | ○ (推奨) | ノイズが極端に多い特殊な環境や、超高速回線契約者向けのプロフェッショナルな選択肢です。 |
ルーターのポート故障や熱暴走の可能性

ケーブルやPS5本体ではなく、ネットワークの大元であるルーター側に原因があるパターンも考えられます。これは見落としがちなポイントですね。
前のセクションで触れたように、ルーターも精密機器なので、長期間使用していると特定のポートだけが物理的に故障することがあります。
だからこそ、「別のポートに挿し替える」テストが重要なんです。
ルーターの熱暴走
もう一つの大きな原因が、ルーターの「熱暴走」です。
ルーターは24時間365日稼働し続けるため、意外と熱を持ちます。
特に、
- テレビ台の裏の配線が密集した場所
- ホコリだらけの戸棚の中
- 他の電子機器(モデムやHDDなど)と密着している状態
…といった、熱がこもりやすい場所に設置していると、ルーター内部の温度が異常に上昇し、パフォーマンスが著しく低下します。
これが動作の不安定さや、頻繁な接続切れを引き起こす原因になることがあります。
もしルーター本体が、触れないほどではないにしても「かなり熱いな」と感じる場合、それが接続切れの原因かもしれません。
すぐに設置場所を見直し、周囲に十分な空間があり、風通しの良い場所へ移動させてあげてください。
ルーターの寿命
Wi-Fiルーターの一般的な寿命は4〜5年程度と言われています。
これは内部の電子部品(特にコンデンサ)が経年劣化するためです。
もしお使いのルーターが5年以上経過しているなら、機器の劣化によって性能が低下し、こうした不安定な症状が出やすくなっている可能性も考えられます。
最新のルーターは通信性能や安定性が向上しているだけでなく、セキュリティ面も強化されています。
何を試しても改善しない場合の最終手段として、ルーターの買い替えを検討するのも一つの手ですね。
Wi-Fiは安定、有線が切れる場合の要因

これ、すごく多くの方が悩む典型的なパターンだと思います。「Wi-Fi接続は安定していて、スマホやPC、Nintendo Switchは問題なく使えるのに、なぜかPS5の有線LANだけが切れる」というケース。
この症状は、実は原因の絞り込みに非常に役立ちます。
Wi-Fiが安定しているということは、
- 契約しているインターネット回線そのもの(光回線など)
- 大元のモデム(ONU)
- ルーターの基本的な機能(インターネットに接続する機能、電波を飛ばす機能)
…これらが「正常である可能性が非常に高い」ことを示しています。
となると、原因はWi-Fi接続とは共有していない部分、つまり「有線接続にしか使っていない経路」に絞り込まれます。
具体的には、以下の3点ですね。
原因が絞り込まれる3つのポイント
- LANケーブルそのもの(内部断線、規格が古い、ノイズ干渉、ツメ折れ)
- PS5本体のLANポート(物理的なぐらつき、ホコリ、内部的な故障)
- ルーター側のLANポート(特定のポートだけの物理的な故障)
まずは、これまで説明してきた「ケーブルの確実な再接続」「別の(正常な)ケーブルでテスト」「ルーターの別のポートでテスト」を、もう一度徹底的に、疑り深く行ってみてください。
それでもダメな場合は、いよいよ次のステップ、PS5本体側のソフトウェア的な設定や、ポートの物理的な問題を疑っていくことになります。
PS5で「LANケーブルが接続されていません」繰り返しの対策
物理的な接続、ケーブルの品質、ルーターの設置環境。
これらを確認してもまだ問題が解決しない場合、次はPS5本体のソフトウェア的な設定や、ネットワーク環境全体の設定を見直していきましょう。
ここからは、具体的な対策ステップを分かりやすく解説しますね。
- DNS設定を手動で変更する手順
- IPアドレスを固定して競合を防ぐ方法
- セーフモードでデータベースを再構築
- ルーターの再起動とファームウェア更新
- 最終手段:爪楊枝での固定や修理依頼
- PS5で「LANケーブルが接続されていません」繰り返しの解決策まとめ
DNS設定を手動で変更する手順

「DNS」と聞くと「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんが、やることはとっても簡単なので安心してください。
DNS (Domain Name System) は、ざっくり言うとインターネット上の「住所録」のような役割を担っています。
私たちが「google.com」と入力すると、それを「172.217.25.195」といったIPアドレス(機械がわかる住所)に変換してくれるのがDNSサーバーです。
通常、このDNSサーバーは契約しているプロバイダ(ドコモ光やauひかりなど)のものが自動で設定されます。
ですが、このプロバイダのDNSサーバーが一時的に混雑していたり、不調だったりすると、名前解決に失敗して接続エラーの原因になることがあるんです。
そこで、これをGoogleなどが無料で提供している、高速で安定性の高い「パブリックDNS」に手動で変更することで、問題が解決することがあります。
DNS手動設定の手順(Google Public DNSの例)
- PS5のホーム画面から「設定」(歯車マーク)を選び、「ネットワーク」に進みます。
- 「設定」の中にある「インターネット接続を設定する」を選びます。
- 現在接続している「有線LAN」を選び、コントローラーのオプションボタン(メニューボタン)を押して「詳細設定」を選択します。
- 「DNS設定」の項目が「自動」になっているので、これを「手動」に変更します。
- 2つの入力欄が表示されます。
- 「プライマリDNS」に「8.8.8.8」と入力します。
- 「セカンダリDNS」に「8.8.4.4」と入力します。
- 入力が終わったら「OK」を選んで設定を保存します。
※これはGoogleのDNSですが、Cloudflareが提供する「1.1.1.1」(プライマリ)と「1.0.0.1」(セカンダリ)も非常に有名で、どちらを使ってもOKですよ。
お好きな方を選んでください。
この設定変更だけで、接続の安定性が劇的に改善するケースも少なくありません。
物理的な確認の次に、ぜひ試してほしい対策です。
IPアドレスを固定して競合を防ぐ方法

次に試したいのが「IPアドレスの固定」です。
これも少し専門的に聞こえますが、やっていることはシンプルです。
通常、IPアドレス(ネットワーク上の機器を識別する番号、例: 192.168.1.5など)は、ルーターが家庭内の機器(スマホ、PC、PS5など)に自動的に割り当てています(これをDHCP機能と呼びます)。
ですが、ごくまれに、ルーターの不具合などで、家庭内にある他の機器とPS5のIPアドレスが被ってしまう「競合」が発生することがあります。
例えば、PS5が使っていた「192.168.1.5」を、後から接続してきたスマホにも割り当ててしまう、といった具合です。
これが通信の不安定さを招く原因になるんです。
これを防ぐために、PS5専用のIPアドレスをあらかじめ決めておき、「この番号はPS5専用だから、他の機器には割り当てないでね」とルーターに設定するのが「IPアドレスの固定」です。
PS5本体側でもIPアドレスを手動で設定することは可能ですが、少し管理が難しくなります。
私のおすすめは、ルーター側で設定する方法です。
ルーターの管理画面にある「DHCP固定割当」や「DHCPスタティックリース」「IPアドレス固定」といった機能を使います。
ルーター側でIPアドレスを固定する流れ
- まず、PS5本体で固有の識別番号である「MACアドレス」を確認します。
(「設定」>「システム」>「本体情報」>「MACアドレス(LANケーブル)」で確認できます。XX:XX:XX:XX:XX:XXのような形式のものです) - 次に、PCやスマートフォンのブラウザから、お使いのルーターの設定画面にログインします。
- 「DHCP固定割当」などのメニューを探します。(メーカーによって名称が異なります)
- 先ほど調べたPS5のMACアドレスに対して、固定したいIPアドレス(例: 192.168.1.100など、他の機器と重複しない番号)を登録します。
この方法なら、PS5側のネットワーク設定は「自動」のままでIPアドレスを固定できるため、管理がとても楽になりますよ。
詳しい設定手順は、お使いのルーターのメーカー(AtermやBuffalo、TP-Linkなど)によって異なります。
ルーターの説明書やメーカー公式サイトで「(メーカー名) DHCP固定割当」などのキーワードで調べてみてくださいね。
セーフモードでデータベースを再構築

物理的な確認も、ネットワーク設定の変更も試したけど、まだ改善しない…。
そんな時に試してみたいのが、PS5本体のシステムメンテナンス機能です。
PS5を「セーフモード」という特別な診断モードで起動し、「データベースの再構築」を実行します。
これは、PCでいうデフラグやドライブの最適化に近いもので、PS5のストレージ内にあるデータの管理情報(インデックス)を整理整頓する機能です。
これがなぜネットワーク接続に効くのかというと、システムの動作不良やパフォーマンスの低下が、ネットワーク処理を含むPS5全体の動作に悪影響を与えている可能性があるからです。
データベースを再構築してシステム全体の動作を安定化させることで、結果的にネットワーク接続も安定する、というケースが報告されています。
この操作は、ゲームのセーブデータやインストールしたアプリ、ユーザーデータが消去されることはありませんので、その点は安心してもらって大丈夫です。(ただし、万が一に備えてセーブデータのバックアップを取っておくと、より安心ですね)
セーフモード起動と実行の手順
- まず、PS5の電源を完全にオフにします。(レストモードではなく、「電源を切る」でシャットダウンしてください)
- 本体の電源ボタンを長押しします。まず「ピッ」と一度目の起動音が鳴りますが、そのまま指を離さずに押し続けます。
- 約7秒後に2回目の「ピッ」という音が鳴ったら、指を離します。
- 画面に「USBケーブルでコントローラーを接続して、PSボタンを押してください」と表示されます。(このモードではBluetooth接続が使えないため、必ずUSBケーブルで接続してください)
- 画面の指示に従い、PSボタンを押すとセーフモードのメニューが表示されます。
- メニューから「5. キャッシュの消去とデータベースの再構築」を選びます。
- まずは「システムソフトウェアのキャッシュを消去」を試してみるのが良いでしょう。これを実行して再起動し、様子を見ます。
- それでも改善しない場合は、再度セーフモードで起動し、「データベースを再構築」を実行します。
※「データベースを再構築」は、データの量によって少し時間がかかる場合がありますが、この操作によって長年のLAN切断問題が解決したというユーザー報告も結構ありますよ。
ルーターの再起動とファームウェア更新

PS5本体ばかりに目が行きがちですが、ネットワークの司令塔であるルーター側も、このタイミングでしっかりリフレッシュさせてあげましょう。
正しいルーター・モデムの再起動
ルーターの再起動は、一度試したという人も多いかもしれませんが、正しい手順で行うことが非常に重要です。
単にルーターの電源コードを抜いてすぐ挿すだけでは、内部のメモリが完全にクリアされないことがあります。
以下の手順(電源サイクル)を試してみてください。
ネットワーク機器の正しい再起動手順
- まず、PS5やPCなど、ネットワークに接続している機器の電源を切ります。
- 次に、ルーターの電源コードをコンセントから抜きます。
- その次に、モデム(ONU、または回線終端装置と呼ばれる、光回線が最初につながっている機器)の電源コードをコンセントから抜きます。
- ここが重要です。両方の電源コードを抜いたまま、必ず5分以上待ちます。(この「待つ」時間によって、機器内部に溜まった電気が完全に放電され、メモリがクリアされます)
- 5分以上待ったら、モデムの電源コードを先にコンセントに挿します。
- モデムのランプが点滅から点灯に変わり、通信が安定するまで2〜3分待ちます。
- モデムが安定したら、ルーターの電源コードをコンセントに挿します。
- ルーターのランプも安定するまで待ち、最後にPS5の電源を入れます。
ファームウェアのアップデート
もう一つ大事なのが「ファームウェアのアップデート」です。
ファームウェアとは、ルーターを動かしている基本プログラムのことです。
ルーターの製造元は、性能の向上、セキュリティの脆弱性の修正、そしてPS5のような新しいデバイスとの接続互換性の問題を解決するために、このファームウェアの更新を定期的に提供しています。
このファームウェアが古いバージョンのままだと、それが原因で接続が不安定になっている可能性もゼロではありません。
お使いのルーターの設定画面(PCやスマホのブラウザからアクセスできます)にログインし、「ファームウェア更新」「アップデート」といったメニューがないか確認してみてください。
最近のルーターは自動更新設定になっていることも多いですが、念のため手動で「更新を確認」ボタンを押してみることをおすすめします。
最終手段:爪楊枝での固定や修理依頼

ここからは、これまでに紹介した全ての公式な対策を試しても、まったく改善しなかった場合の、非公式な対策と最終的な手段になります。
国内外のユーザーコミュニティや掲示板では、「PS5本体のLANポートの作りが物理的に甘く、ケーブルのプラグがしっかり固定されずにぐらつき、接触不良を起こしやすい」という報告が、実は発売当初から多数存在します。
これは、特定の製造ロットにおけるハードウェアの個体差や、設計上の問題である可能性も指摘されています。
もし、LANケーブルをPS5に挿した状態でプラグの根本を軽く指で触れてみて、明らかにぐらつきがあり、そのタイミングでエラーが頻発すると感じるなら…。
この物理的な接触不良が原因である可能性が高いかもしれません。
【警告】自己責任での応急処置について
以下に紹介する方法は、メーカー非推奨の行為であり、PS5本体を物理的に損傷させ、保証の対象外となる重大なリスクがあります。
試す場合は、何が起きてもご自身の責任となることを完全に理解した上で、細心の注意を払って行ってください。
私としては推奨できる方法ではありません。
その方法とは、LANケーブルのプラグをPS5に差し込んだ状態で、プラグとポートの間のわずかな隙間に、小さく硬く折りたたんだ紙片や、爪楊枝の先端などを慎重に差し込み、プラグが動かないように物理的に固定するというものです。
これによりプラグの接触が安定し、エラーが一切出なくなったという報告もありますが、一方で、ポート内部の金属端子を破損させたり、異物が奥に入り込んで取れなくなったりする危険性と隣り合わせです。
最終手段:公式修理サービスへの依頼
とはいえ、上記のような応急処置は根本的な解決ではありません。
本ガイドで紹介した全ての(公式な)対処法を試しても、なお問題が解決しない場合。
その時は、PS5本体のLANポート自体や、内部のネットワーク基板に物理的な故障が発生している可能性が濃厚です。
この段階に至った場合は、個人での対処は困難です。
無理をせず、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが提供する「PlayStation公式のオンライン修理受付サービス」に修理を依頼することを強く推奨します。(出典:PlayStation サポート)
公式サイトから症状を入力して申し込み、指示に従って本体を発送します。
保証期間内であれば無償、期間外であれば有償修理となりますが、根本的なハードウェアの問題を解決する最も確実な方法です。
最終的な判断や最新の情報については、必ず公式サイトをご確認ください。
PS5で「LANケーブルが接続されていません」繰り返しの解決策まとめ
「ps5 lanケーブルが接続されていません」が繰り返し表示される問題、本当に厄介ですし、ゲームへの集中力を削がれてストレスが溜まりますよね。
この記事で見てきたように、この問題は、LANケーブル自体の物理的な問題(ツメ折れや断線)から、PS5本体のソフトウェア設定(DNSやIPアドレス)、ルーターやネットワーク環境(熱暴走やファームウェア)、さらにはPS5本体のハードウェア的な故障まで、多くの原因が複雑に絡み合っている可能性があります。
一番大事なのは、焦って高価な機器を買い替える前に、「簡単なところ」「コストがかからないところ」から順番に、一つずつ体系的にチェックしていくことです。
トラブルシューティング最終チェックリスト
- ケーブルは奥まで挿さり、ツメは折れてないか?(物理確認)
- 別のLANケーブル (Cat6以上推奨) で試したか?(ケーブル切り分け)
- ルーターの別のLANポートで試したか?(ポート切り分け)
- ルーターとモデムを5分以上休ませて正しく再起動したか?(環境リフレッシュ)
- PS5のDNS設定を「8.8.8.8」や「1.1.1.1」に変更したか?(設定見直し)
- セーフモードで「データベースを再構築」を実行したか?(本体メンテナンス)
- ルーターの設置場所は風通しが良いか?ファームウェアは最新か?(環境確認)
ある対処法で改善しなくても、落ち込まないでください。
それは「原因はそこには無かった」という貴重な情報を得たことになり、一歩前進しています。
この記事で紹介した対策を上から順番に根気よく試してもらえれば、きっと原因にたどり着けるかなと思います。
根気よくトラブルシューティングを続けて、ストレスフリーな安定した有線接続を取り戻し、快適なPS5ライフを送りましょう!


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