こんにちは、バフマガ運営者のピコたんです。
スマホゲームのベンチマークに関する情報を調べていると、専門用語が多くてどれを信じればいいのか迷ってしまうことがありますよね。
特に2025年から2026年にかけては、新しいチップセットや冷却技術が登場して、選び方の基準が大きく変わってきています。
高いお金を出して買ったスマホで、遊びたかったゲームがカクカクしてしまったら本当にショックです。
私たちが知りたいのは単なる数字のランキングではなく、実際にプレイしたときに快適なのかどうかという点だと思います。
iPhoneやAndroidの機種変更を検討している方にとって、どのくらいのスコアを目安にすればいいのか、ランキングサイトの数字はどう見るべきなのかをわかりやすく整理してみました。
スマホゲームのベンチマーク測定アプリとスコア目安
まずは、スマホの性能を数値化してくれる便利なベンチマークアプリについて解説していきますね。
ただ数字が高いだけじゃなくて、それぞれのアプリが「スマホのどの部分の力」を測っているのかを知るのが大切なんです。
これを知っておくと、自分に必要な性能が見えてきますよ。
- AnTuTuスコアのランキングと目安
- GeekbenchでCPU性能を測定
- 3DMarkでグラフィック負荷を確認
- iPhoneとAndroidの性能比較
- 最新SoCのSnapdragon性能
AnTuTuスコアのランキングと目安

スマホの性能を測るアプリといえば、やっぱりAnTuTu Benchmark(アンツツ)が一番有名ですよね。
ガジェット好きの間では「アンツツ何万点?」というのが挨拶代わりになるくらい浸透しています。
これはスマホのCPU、GPU、メモリ、UX(ユーザー体験)という4つの項目を総合的に評価して、ひとつの点数にしてくれる便利なツールです。
しかし、このスコアを見る時には非常に重要な注意点があります。
それは「アプリのバージョンによってスコアが全然違う」ということです。
AnTuTuは定期的にメジャーアップデートを行っており、そのたびに採点基準が変わります。
例えば、Ver 9で100万点だったスマホが、Ver 10では130万点、最新のVer 11では160万点になるといった具合に、数字がインフレしていく傾向があります。
ネット上の古い記事のランキングと、最新機種のスコアを単純に比較してしまうと、「あれ? 安いスマホの方が性能いいの?」と勘違いしてしまう原因になります。
必ず「Ver 10」や「Ver 11」といったバージョンを確認する癖をつけましょう。

私たちゲーマーが特に注目すべきなのは、総合スコアではありません。
内訳にある「GPUスコア」という項目です。
これは3Dグラフィックを描画する力、つまりゲーム画面をどれだけ滑らかに美しく表示できるかという能力を直接示しています。
CPUスコアが高くてもGPUスコアが低いと、普段のアプリはサクサクだけどゲームだけカクカクする、という現象が起きます。
逆にGPUスコアが高ければ、多少CPUが弱くてもゲームは快適に動くことが多いんです。

| スマホのクラス | AnTuTu v10 総合目安 | GPUスコア目安 | プレイ感のイメージ |
|---|---|---|---|
| ハイエンド | 200万点以上 | 80万点以上 | 『原神』や『崩壊:スターレイル』などの超重量級ゲームも、最高画質設定・60fpsで快適に動作します。ロード時間も爆速です。 |
| ミドルハイ | 100万〜150万点 | 30万〜50万点 | 多くのゲームが快適ですが、重量級ゲームは画質を「中」や「高」に落とす必要があるかもしれません。コスパ最強ゾーンです。 |
| ミドルレンジ | 60万〜90万点 | 15万〜30万点 | 『モンスト』や『パズドラ』などの2Dゲームや、軽量な3Dゲームなら問題なし。重いゲームは「低画質」設定必須です。 |
| エントリー | 50万点以下 | 10万点以下 | ゲーム用途には向きません。ブラウジングやSNS専用と割り切る必要があります。 |
2025年の最新トレンドとしては、Snapdragon 8 Eliteなどの最新チップを搭載したフラッグシップモデルが、AnTuTu v11基準で300万点〜400万点というとてつもないスコアを記録し始めています。
これは数年前のハイエンドPCに匹敵するレベルです。
「そんなに性能があっても使い切れないよ」と思うかもしれませんが、この余剰性能こそが、将来リリースされるさらに重いゲームへの保険になるわけですね。
GeekbenchでCPU性能を測定
次にチェックしたいのが「Geekbench(ギークベンチ)」というアプリです。
AnTuTuが総合的な体力測定だとしたら、Geekbenchは純粋な「脳の回転の速さ(CPU性能)」を測るテストと言えます。
派手なグラフィック描写のテストは行わず、複雑な計算やデータの圧縮・解凍といった地味だけど重要な処理能力を数値化します。
このアプリの結果には「Single-Core(シングルコア)」と「Multi-Core(マルチコア)」の2つのスコアが表示されますが、それぞれ意味するものが違います。

Single-Core(シングルコア)スコアの重要性
これはCPUの中にある1つのコア(頭脳)がどれだけ賢いかを示しています。
実は、普段のスマホ操作の快適さ(アプリの起動速度、Webページの表示、文字入力のレスポンスなど)は、このシングルコア性能に大きく依存しています。
また、多くのゲームアプリのメイン処理も、いまだにシングルスレッド(1つのコアへの負荷)に依存している部分が大きいです。
伝統的にAppleのiPhone(Aシリーズチップ)はこの分野で圧倒的な強さを誇っており、それが「iPhoneはヌルヌル動く」と言われる理由の一つになっています。
Multi-Core(マルチコア)スコアの重要性
こちらは複数のコアで手分けして作業する能力です。
動画の書き出しやエンコード、大量のデータを一気に処理する場合に効いてきます。
ゲームにおいては、最近の高度なタイトル(オープンワールドなど)で、物理演算やAI処理、バックグラウンドの読み込みなどを分散処理するために重要度が増しています。
また、「Discordで通話しながらゲームをする」「プレイ動画を録画しながら遊ぶ」といったマルチタスクを行う場合、このスコアが高いと動作が重くなりにくく、安定したプレイが可能になります。
OS間の比較に最適
AnTuTuはAndroid版とiOS版で測定項目が微妙に異なるため、厳密な比較が難しいと言われていますが、Geekbenchはクロスプラットフォームでの比較精度が高いとされています。
「iPhoneとAndroid、CPU性能はどっちが上?」と迷った時は、Geekbenchのスコアを参照するのが最も信頼できる方法の一つですね。
3DMarkでグラフィック負荷を確認

「自分はゲーマーだ!」と胸を張る方にこそ、最も重視してほしいベンチマークアプリが『3DMark』です。
これはPCゲーマーなら誰もが知っている定番ソフトのスマホ版で、ゲームプレイにおけるグラフィック性能(GPU)を徹底的にいじめ抜くテストツールです。
特に重要なテストモードが以下の2つです。
1. Wild Life Extreme
これは4K解像度相当の非常に重いグラフィックをレンダリングさせるテストです。
最新のハイエンドスマホですら、フレームレートが20fpsや30fpsしか出ないような過酷な内容ですが、これによって「そのスマホの限界性能(ピークパワー)」を知ることができます。
将来的に出てくる超高画質ゲームにどれだけ耐えられるかの指標になります。
2. Solar Bay
2024年頃から追加された新しいテストで、「レイトレーシング(光の反射や屈折をリアルに計算する技術)」の性能を測定します。
PS5や最新PCゲームでは当たり前の技術ですが、スマホゲームでも『Arena Breakout』や『War Thunder Mobile』などで実装が進んでいます。
このスコアが高いスマホは、光や影の表現が美しい次世代のゲーム体験に対応できることを意味します。
そして、3DMarkで最も見るべきポイントは、単発のスコアではなく「Stress Test(ストレステスト)」の結果です。
これは同じ重いテストを20回連続で繰り返し実行するという過酷なモードです。
安定性(Stability)に注目せよ!
テスト結果には「Stability: 80%」のような数値が出ます。
これは「1回目の最高スコアに対して、一番低かった回のスコアがどれくらいか」を示しています。
例えば、最高スコアがずば抜けて高くても、Stabilityが50%の機種は、ゲームを始めて数分で熱くなり、性能が半分に落ちてカクカクになることを意味します(サーマルスロットリング)。
逆に、最高スコアがそこそこでも、Stabilityが99%の機種は、何時間プレイしてもずっと同じ快適さを維持できる「真のゲーミングスマホ」と言えます。
カタログスペックでは分からない、この「粘り強さ」こそが重要なんです。

iPhoneとAndroidの性能比較
「ゲームするならiPhone一択」という意見もあれば、「今はAndroidの方が高性能」という意見もあり、どっちを選べばいいか悩みますよね。
これ、実はどちらも正解で、重視するポイントによって答えが変わるんです。ベンチマークの視点から深掘りしてみましょう。

iPhone(iOS)の強み:最適化とレスポンス
iPhone、特に最新のProシリーズに搭載されているAシリーズチップ(A18 Pro/A19 Proなど)は、先述の通りシングルコア性能が世界最高峰です。
これにより、画面をタッチしてから反応するまでの遅延(タッチレイテンシ)が非常に小さく、指に吸い付くような操作感を実現しています。
また、開発者視点で見ると、iPhoneは機種数が少ないため、ゲームアプリの最適化(チューニング)が非常にやりやすいんです。
「まずはiPhoneでバグなく動くように作る」というメーカーが多いため、リリース直後の新作ゲームでも不具合が少なく、安定して遊べるのが最大のメリットです。
音ゲーマーの方々がiPhone/iPadを好むのは、この「タッチのズレのなさ」と「安定感」が理由ですね。
Android(ハイエンド)の強み:尖った性能と自由度
一方、Snapdragon 8 Eliteなどを搭載したハイエンドAndroidは、GPUのピーク性能や冷却性能においてiPhoneを凌駕するモデルが登場しています。
特に「ゲーミングスマホ(RedMagicやROG Phone)」というジャンルは、iPhoneには絶対に真似できない「空冷ファン」や「物理LRボタン」を搭載しています。
これにより、原神のような重いゲームを最高設定で何時間遊んでも、iPhoneのように画面が暗くなったり(熱による輝度制限)、フレームレートが落ちたりすることがほぼありません。
また、画質設定を細かく弄れたり、外部モニターに出力しやすかったりと、PCライクな使い方ができるのも魅力です。
結論:どっちを選ぶ?
- iPhone推奨: 音ゲーマー、設定とか気にせず手軽に遊びたい人、リセールバリュー(売却価格)を気にする人。
- ハイエンドAndroid推奨: 原神/FPSガチ勢、最高画質・高フレームレート維持にこだわる人、冷却ファンやLRボタン等のギミックに惹かれる人。
最新SoCのSnapdragon性能
2025年から2026年にかけてのAndroidスマホ市場で主役となるのが、Qualcomm(クアルコム)社の最新チップセットです。
これまでの命名規則から少し変わり、「Snapdragon 8 Elite」という名称が採用されています(一部ではGen 5とも呼ばれます)。
このチップ、ただの名前変更ではなく、中身が劇的に進化しているんです。
最大の特徴は、PC向けに開発された「Oryon(オライオン)」というCPUアーキテクチャをスマホ用に統合したことです。
これまでスマホのCPUは「省電力だけどパワーはそこそこ」という設計がベースでしたが、今回は「PC並みのパワーをスマホに詰め込む」というアプローチに変わりました。
これにより、CPUのクロック周波数は4.0GHzを余裕で超え、シングルコア性能でもついにAppleのAシリーズに肉薄、あるいは凌駕するスコアを叩き出しています。
GPU性能に関しても、前世代(Gen 3)と比較して40%以上の性能向上と、40%の電力効率改善が謳われています。
これはつまり、今までと同じ画質ならバッテリーがより持ち、今までカクついていた画質でもヌルヌル動くということです。
さらに、AI処理を担当するNPUも強化されており、ゲーム内の画質をAIで補正してきれいに見せたり、ボイスチャットのノイズキャンセリングを強力に行ったりといった機能も進化しています。
Qualcommの公式発表によると、この新しいプラットフォームは、単なるスペック向上だけでなく、オンデバイスAI(スマホの中だけで完結するAI)とゲーミング体験の融合を目指して設計されているとのことです。(出典:Qualcomm『Snapdragon 8 Elite Mobile Platform』)
スマホゲームのベンチマーク実機テストと推奨端末
ここからは、ベンチマークアプリの無機質な数字だけでは見えてこない、実際のゲームプレイにおける「生の使用感」にフォーカスしていきます。
数字がどれだけ高くても、実際に遊んでみて「熱くて持てない」「画面が暗くなる」「タッチ抜けする」といった問題が起きては意味がありません。
人気タイトルごとの挙動や、スペック表には現れにくい重要ポイントを深掘りしていきましょう。
- 原神など重いゲームの動作検証
- 120fps対応とリフレッシュレート
- 発熱対策と冷却ファンの効果
- コスパの良いゲーミングスマホ選定
- バッテリー持ちと充電速度の関係
- スマホゲームのベンチマーク活用総まとめ
原神など重いゲームの動作検証

スマホのゲーム性能を語る上で避けて通れないのが、超重量級アクションRPG『原神』です。
リリースから数年が経過しましたが、マップの拡大やグラフィックのアップデートにより、その負荷は年々増しています。
特に「スメール」の砂漠地帯や、「フォンテーヌ」の水中、そして最新の「ナタ」地域のギミックなどは、スマホに対して強烈な負荷をかけます。
2025年の基準で言うと、「最高画質設定・60fpsモード」で、平均フレームレートが「59fps以上」張り付きになるかどうかが、ハイエンドスマホの合格ラインとされています。
機種による挙動の違い
- 一般的なハイエンド機(Galaxy SシリーズやPixel Proなど):
最初の10分〜15分は60fpsで快適に動きます。しかし、内部温度が45度を超えたあたりで安全装置が働き、フレームレートが45fps程度に制限されたり、画面の輝度が強制的に下げられて暗くなったりする現象(サーマルスロットリング)が起きがちです。これは故障ではなく、スマホを守るための仕様です。 - ゲーミングスマホ(RedMagicなど):
内蔵ファンが回転し続けるため、30分〜1時間プレイしても熱ダレを起こしません。グラフを見ると、定規で引いたように一直線の60fpsを維持します。これが「本当の快適さ」です。 - ミドルレンジ機:
画質を「中」や「低」に落とせば60fps近く出ますが、戦闘エフェクトが重なると30fps台まで落ち込むことがあります。螺旋などの高難易度コンテンツでは、この一瞬のカクつきが命取りになることも。
また、最近話題の『Zenless Zone Zero (ZZZ)』のようなハイスピードアクションゲームでは、平均FPSだけでなく「1% Low FPS(最低フレームレート)」が重要です。
平均が60でも、一瞬だけ10まで落ちると「カクッ」と感じてストレスになります。
最新SoC搭載機でも、ゲーム側の最適化不足でカクつくことがあるため、「機種名 + ゲーム名」でYouTubeの実機検証動画をチェックすることを強くおすすめします。
120fps対応とリフレッシュレート
FPS(Apex Mobile, CoD Mobileなど)や音ゲープレイヤーにとって、画面の書き換え速度である「リフレッシュレート」は勝敗を分けるスペックです。
現在は120Hz(1秒間に120回書き換え)がハイエンドの標準ですが、ゲーミングモデルでは144Hz、165Hz、中には185HzというPCモニター顔負けのスペックを持つ機種も登場しています。
しかし、ここで落とし穴があります。
いくらディスプレイが165Hzに対応していても、「ゲームアプリ側が60fpsまでしか対応していない」というケースが大半なのです。
120fps以上のモードを開放しているゲームはまだ限られています(CoD MobileやPUBG Mobileの一部モードなど)。
そのため、「165Hzだから最強!」と飛びつく前に、自分がやりたいゲームがそのフレームレートに対応しているかを確認する必要があります。
真に注目すべきは「タッチサンプリングレート」
リフレッシュレート以上に体感差を生むのが、「タッチサンプリングレート」です。
これは「1秒間に何回、指のタッチを検知するか」という数値です。
- 一般的なスマホ(120Hz〜240Hz):
約8ms〜4msに1回検知。これでも十分速いですが、プロゲーマーレベルだと「撃ったのに反応しなかった」と感じることがあります。 - ゲーミングスマホ(720Hz〜960Hz以上):
約1msという極小のレベルで検知。ボタンを押した瞬間に弾が出る、音ゲーのノーツを叩いた判定がシビアなほど吸い付く、といった感覚が得られます。
特にFPSで「エイム(照準)の微調整」をする際、サンプリングレートが高いと指のわずかな動きも正確に視点移動に反映されるため、エイムが良くなったように錯覚するほどです。
カタログスペックの端っこに小さく書いてある数字ですが、ガチ勢はここを絶対に見逃してはいけません。

発熱対策と冷却ファンの効果

「スマホゲームの敵は『熱』である」。これは紛れもない事実です。
2025年のSoCは性能が高い分、発熱量も凄まじく、適切な冷却なしでは数分でパフォーマンスが半減してしまいます。
アクティブ冷却(空冷ファン)の威力
REDMAGICシリーズやROG Phoneの一部モデルが採用しているのが、筐体内部に小さな扇風機(ファン)を内蔵する「アクティブ冷却」です。
これの効果は絶大です。
PCと同じように強制的に風を通して冷やすため、SoCの温度を物理的に下げることができます。
防水性能が犠牲になる(IP68非対応が多い)というデメリットはありますが、ゲーム性能の維持という点ではこれに勝るものはありません。

パッシブ冷却(ベイパーチャンバー)の進化
Galaxy S25 UltraやXiaomi 15などの一般向けフラッグシップは、ファンを持たない代わりに、内部に巨大な放熱板(ベイパーチャンバー)を搭載しています。
最新モデルでは、この板の面積が前年比で2倍近くになっており、ファンなしでもかなり健闘します。
しかし、放熱板はあくまで「熱を散らす」だけで「冷やす」わけではないため、長時間プレイし続けるとスマホ全体がホッカイロのように熱くなり、最終的には性能制限がかかります。
救世主:外付けクーラー(ペルチェ素子)
もし今持っているスマホが熱くなるなら、機種変更の前に「スマホクーラー」を試してください。
特に「ペルチェ素子」という、電気の力で強制的に冷たくなる半導体を使ったタイプが最強です。
これをiPhoneやAndroidの背面にピタッと貼り付けるだけで、発熱によるカクつき(サーマルスロットリング)を強制的に解除できます。
Amazonで3,000円〜5,000円程度で買えるBlack SharkやFlydigiなどの製品を使うだけで、型落ちスマホが最新ゲーミングスマホ並みの安定性を発揮することも珍しくありません。
コスパの良いゲーミングスマホ選定
「ゲームは快適にしたいけど、スマホに20万円も出せない!」というのが多くの人の本音だと思います。
円安の影響もあり、最新のハイエンド機は非常に高価です。
そこで、賢く高性能を手に入れるための「コスパ重視の選び方」を伝授します。
1. 「型落ちハイエンド」を狙う
スマホの進化は凄まじいですが、実は1年前のハイエンドチップ(例:Snapdragon 8 Gen 3)でも、今のゲームを動かすには十分すぎる性能を持っています。
最新の8 Elite搭載機が20万円だとしても、1年前のモデルなら在庫処分や中古市場で10万円以下で手に入ることがあります。
ベンチマークスコアで言えば200万点クラスなので、原神も最高設定で余裕です。
2. 「Poco」や「Redmi」などのコスパブランド
Xiaomiが展開するPocoシリーズなどは、「カメラや高級感を削って、SoC(頭脳)だけに全振りする」というコンセプトで作られています。
そのため、5万円〜8万円という価格帯でありながら、中身はハイエンドと同じチップを積んでいるというバグのような機種が存在します。
写真にこだわらず、ゲームさえできればいいという人には最高の選択肢です。
3. 質の良い中古品(バッテリーに注意)
中古ショップで「Aランク(美品)」のゲーミングスマホを探すのも手です。
ただし、前の持ち主がハードにゲームをしていた場合、バッテリーが劣化している可能性があります。
購入前にバッテリーの状態を確認できるか聞くか、バッテリー交換費用を含めて予算を組むのが賢明です。
バッテリー持ちと充電速度の関係

ゲームを長時間プレイするためには、バッテリー容量と充電技術も無視できません。
2025年のトレンドとして、バッテリー技術に革新が起きています。
シリコンカーボン負極材による大容量化
これまでスマホのバッテリーは5000mAhが限界と言われてきましたが、新しい「シリコンカーボン」などの素材を採用することで、同じ大きさのままエネルギー密度を高めることが可能になりました。
その結果、本体の厚みを変えずに6000mAh〜6500mAhという超大容量バッテリーを搭載したモデル(RedMagic 10 Proなど)が登場しています。
これにより、重いゲームでも5時間〜6時間ぶっ続けで遊べるようになりつつあります。
ゲーマー必須機能「バイパス充電」
もしあなたがこれからゲーム用スマホを選ぶなら、絶対に「バイパス充電(直接給電)」に対応しているか確認してください。
これは、充電ケーブルを繋いだ時に、バッテリーを経由せず、スマホのシステム(SoCや画面)に直接電気を供給する機能です。
- メリット1:発熱しない
充電しながらゲームをするとスマホが激熱になりますよね?あれはバッテリーが充電される時の熱と、SoCが動く熱が合わさるからです。バイパス充電なら「充電」をしないので、熱くなりません。 - メリット2:バッテリーが劣化しない
満充電の状態でさらに電気を流し込むのはバッテリー寿命を縮める最大の原因です。バイパス充電ならバッテリーを休ませたままプレイできるので、何年使ってもバッテリーが元気なままです。

Xperia、Galaxy Sシリーズ、ROG Phone、RedMagic、そして最近の一部のAQUOSなどにも搭載されています。
これがあるだけで、家ゲー環境の快適さが段違いですよ。
スマホゲームのベンチマーク活用総まとめ
ここまで、ベンチマークスコアの見方から、発熱対策、バッテリー技術まで、2025年のスマホゲーム環境を勝ち抜くための知識を網羅的に解説してきました。
最後に、タイプ別のおすすめ選び方をまとめておきます。
あなたに最適なスマホ選びの最終結論
- 絶対的な性能を求める「ガチ勢」:
冷却ファンを内蔵したRedMagicやROG Phoneの最新モデル一択。ベンチマークよりも「実働の安定性」と「冷却物理ボタン」を重視しましょう。 - 日常使いもカメラも妥協したくない「エンジョイ勢」:
Galaxy S25 UltraやiPhone 16/17 Proがベスト。これらはゲーム性能もトップクラスでありながら、普段使いの完成度が段違いです。重いゲームをする時だけ「外付けクーラー」を使えば完璧です。 - 予算を抑えて高性能が欲しい「賢いゲーマー」:
Poco Fシリーズや、型落ちのハイエンド機、あるいはDimensity 9300+などを搭載した機種を狙いましょう。ベンチマーク150万点〜200万点あれば、向こう3年は戦えます。
ベンチマークのスコアは、あくまで「そのスマホが持つポテンシャル」を示すひとつの目安に過ぎません。
大切なのは、あなたがプレイしたいゲームが、あなたの望む環境で快適に動くかどうかです。
「AnTuTu 300万点」という数字に踊らされすぎず、冷却性能やタッチ感度、そしてバッテリー機能など、トータルバランスを見て選ぶことが、後悔しないスマホ選びの秘訣です。

ぜひこの記事を参考に、あなたのゲーミングライフを最高にしてくれる相棒を見つけてくださいね!
免責事項
本記事で紹介しているベンチマークスコアや動作検証の結果は、特定の環境下でのテストに基づく一般的な目安です。
実際の動作は、アプリのアップデートや端末の個体差、OSのバージョン、気温などの使用環境によって異なる場合があります。
最終的な購入判断は、メーカー公式サイト等の正確な情報をご確認の上、ご自身の責任で行ってください。


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