PS5の60fps対応ソフト一覧!設定や注意点も解説

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PS5を手に入れて、その性能を最大限に活かした滑らかなゲーム体験を期待しているものの、「PS5のフレームレートは60fpsか?」といった基本的な疑問をお持ちではありませんか。

PS5で出せるFPSはいくつかありますが、特に安定したプレイフィールを提供するPS5の60fps対応ソフトに関心が高い方も多いでしょう。

また、PS4の名作をより快適に楽しむためのブーストモードのやり方や、多くのファンが望むブラッドボーンの60fpsでのやり方についても情報が求められています。

この記事では、4Kで60fpsという最高の映像体験を実現するための設定方法から、4K対応ソフト一覧とその見分け方まで、詳しく解説します。

さらに、「PS5で120fpsに対応しているソフトは?」という疑問や、「PS5で120fpsが出ないのはなぜですか?」といった具体的なトラブルシューティングまで、フレームレートに関するあらゆる情報を網羅的にお届けします。

記事のポイント
  • PS5のフレームレート(fps)に関する基本知識
  • 60fpsや120fpsでプレイ可能なPS4・PS5ソフトの一覧
  • PS5のパフォーマンスを最大限に引き出すための設定方法
  • 4Kや高フレームレート表示に関する必要な機材と注意点


PS4から進化したPS5の60fps対応ソフト

  • そもそもPS5のフレームレートは60fpsか?
  • PS5で出せるFPSはいくつか?
  • PS4ソフトを活かすブーストモードのやり方
  • 未対応?ブラッドボーンでの60fpsやり方
  • 4Kの60fpsと高画質の両立はできる?


そもそもPS5のフレームレートは60fpsか?

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結論から申し上げますと、多くのPS5用ゲームソフトは60fps(frames per second)での動作に標準で対応しています

PS5は、前世代機であるPS4と比較して、CPU、GPU、そしてデータ読み込み速度を司るSSDの性能が飛躍的に向上しました。

この技術的な進化により、PS4時代には高負荷で実現が難しかった「高解像度かつ滑らかな映像」が、多くのタイトルで実現可能となったのです。

ただし、全てのゲームが、いかなる状況でも常に60fpsで動作するわけではない点には注意が必要です。

最新のゲームは非常に美麗なグラフィックを持っており、そのすべてを最高品質で表示しようとすると、フレームレートが犠牲になる場合があります。

そのため、多くのゲームではプレイヤー自身がグラフィック設定を選択できるようになっています。

クオリティモードとパフォーマンスモードの選択

PS5のゲームでは、主に以下の2つのグラフィックモードが用意されており、プレイヤーの好みに応じて切り替えることが可能です。

パフォーマンスモード
このモードは、フレームレートを60fps(あるいはそれ以上)に維持することを最優先します。

その代償として、解像度が4Kから少し下がったり(動的解像度)、レイトレーシング(光の反射をリアルに計算する技術)のような高度なグラフィック効果の一部が制限されたりします。

しかし、映像の滑らかさが格段に向上するため、操作の応答性が重要となるアクションゲームやシューティングゲームには最適です。

クオリティモード(忠実度モード)
こちらは、4K解像度やレイトレーシングといった最高のグラフィック表現を優先するモードです。

キャラクターの肌の質感から遠くの風景まで、細部まで作り込まれた映像美を堪能できます。

その一方で、フレームレートは30fpsに制限されることが多く、動きの滑らかさではパフォーマンスモードに劣ります。

壮大な世界観をじっくり楽しみたいRPGなどに向いています。

このように、PS5ではあなたのプレイスタイルに合わせて最適な映像体験を選ぶことができます。

基本的には「PS5なら60fpsで快適に遊べる」と考えて差し支えないでしょう。

どちらのモードを選ぶかは本当に悩みどころですよね。

私の場合は、初見プレイではクオリティモードで世界の美しさに感動し、2周目以降やオンライン対戦ではパフォーマンスモードに切り替えて快適な操作性を楽しむ、といった遊び方をしています!

PS5で出せるFPSはいくつか?

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PS5が出力できるフレームレート(fps)は、主に30fps、60fps、そして120fpsの3段階が中心です。

どのフレームレートでプレイできるかは、遊ぶゲームソフトの仕様、ゲーム内の設定、そして接続しているテレビやモニターの性能に依存します。

それぞれのfpsがもたらすゲーム体験の違いを、より深く掘り下げてみましょう。

PS5の主要フレームレートがもたらす体験の違い

30fps (秒間30コマ)
映画が秒間24コマで撮影されるのと同様に、シネマティックな映像表現を目指すゲームで採用されやすい数値です。

前述の通り、グラフィックを極限まで高める「クオリティモード」の標準となります。

動きの滑らかさでは劣りますが、一枚一枚の絵がリッチなため、重厚なストーリーを味わうのに適しています。

60fps (秒間60コマ)
PS5世代のスタンダードと言える数値です。30fpsの2倍の情報量を持ち、映像が非常に滑らかになります。

キャラクターの動きやカメラ操作がスムーズになるため、プレイヤーの入力に対する画面の反応が良くなり、直感的な操作が可能になります。

ほとんどのジャンルで快適なプレイを約束してくれる、万能なフレームレートです。

120fps (秒間120コマ)
競技性の高いオンライン対戦ゲームなどで採用される、最高峰のフレームレートです。

60fpsのさらに倍、映像はバターのように滑らかになり、敵の動きを視認しやすくなったり、入力遅延が最小限に抑えられたりするメリットがあります。

ただし、この体験を得るには、120Hz以上のリフレッシュレートに対応したディスプレイと、HDMI 2.1規格のケーブルが必須です。

さらに、PS5はVRR(可変リフレッシュレート)という技術にも対応しています。

PlayStation公式サイトの説明によると、これはPS5本体の映像出力とVRR対応テレビ・モニターの表示タイミングを同期させる技術で、フレームレートが不安定になった際に発生する画面のチラつき(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)を抑え、よりスムーズな表示を可能にします。

一部のゲームでは、このVRRを活用して40fps前後で動作させ、30fps以上の滑らかさと安定したパフォーマンスを両立させています。

PS4ソフトを活かすブーストモードのやり方

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PS5の魅力の一つに、4,000以上ものPS4用ゲームがプレイできる後方互換機能があります。

そして、その多くをより快適に楽しめるようにするのが「ゲームブースト」機能です。

これは、PS5のパワフルなハードウェア性能を利用して、対応するPS4タイトルのパフォーマンスを自動的に向上させる仕組みです。

特別な申し込みや追加料金は一切不要で、基本的には対応済みのPS4ゲームをPS5本体で起動するだけで、その恩恵を受けることができます

ゲームブーストがもたらす主な効果

  • フレームレートの向上と安定化:PS4やPS4 Proでは処理落ちが発生していた場面でも、PS5では安定したフレームレート(多くの場合は60fps)を維持しやすくなります。例えば、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』や『DARK SOULS III』などは、PS5でプレイすることで非常に安定した60fps動作が報告されています。

  • ロード時間の大幅な短縮:PS5に搭載された超高速SSDにより、ゲームの起動やマップ移動時の読み込み時間が劇的に短縮されます。これにより、ゲームプレイの没入感が途切れにくくなります。

  • 動的解像度の品質向上:ゲーム内の負荷に応じて解像度が変動する「動的解像度」を採用しているタイトルでは、PS5の高い性能によって、より高解像度を維持しやすくなり、全体的にグラフィックがシャープになります。

一部のタイトル、例えば『Ghost of Tsushima』や『The Last of Us Part II』、『ゴッド・オブ・ウォー(2018)』などは、開発元からPS5での動作を最適化するための無料アップデートパッチが配信されています。

これらのゲームをプレイする際は、必ずゲームを最新バージョンにアップデートしてください。

これにより、ネイティブに60fps対応となり、ゲームブーストだけでは得られない最高のパフォーマンスを体験できます。

念のため、PS5本体の設定でパフォーマンスを優先する設定になっているか確認しておくと良いでしょう。

「設定」>「保存データとゲーム/アプリ設定」>「ゲームプリセット」へと進み、「パフォーマンス優先と画質優先」の項目を「パフォーマンス優先」に設定しておくことで、ゲームブーストがより効果的に機能する場合があります。

長年遊び込んだお気に入りのPS4ソフトが、PS5で見違えるほど快適に動く感動をぜひ味わってみてください。(参照:PlayStation®5 後方互換性 公式サイト

未対応?ブラッドボーンでの60fpsやり方

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世界中で熱狂的なファンを持つフロム・ソフトウェアの名作アクションRPG、『Bloodborne(ブラッドボーン)』。

多くのプレイヤーがPS5での60fps対応を熱望していますが、残念ながら2025年現在、公式には60fps動作に対応していません

PS5のゲームブースト機能は多くのPS4ソフトに恩恵をもたらしますが、その効果はソフトの作り方に大きく依存します。

『ブラッドボーン』の場合、ゲームプログラムの根幹部分でフレームレートが30fpsに固定(ロック)されているため、PS5のパワーをもってしても、その上限を突破することができません。

ロード時間はPS5の超高速SSDによって大幅に短縮されますが、戦闘や探索時の滑らかさはPS4でプレイした際と変わらないのが現状です。

非公式パッチや改造行為の重大なリスク

海外のコミュニティなどでは、PS5本体のシステムに手を入れることで『ブラッドボーン』を非公式に60fpsで動作させる、といった情報が出回ることがあります。

しかし、これらの行為は「改造(ジェイルブレイク)」にあたり、ソニーの利用規約に明確に違反する危険な行為です

以下のような深刻なリスクを伴うため、決して実行しないでください。

  • メーカー保証の失効:改造が発覚した場合、修理などの公式サポートを一切受けられなくなります。

  • PSNアカウントの永久停止(BAN):オンラインに接続した際、アカウントが永久に利用停止となる可能性があります。購入したダウンロードソフトやセーブデータも全て失うことになります。

  • 本体の故障(文鎮化):最悪の場合、システムが破損し、PS5が起動しなくなる「文鎮化」に至る恐れがあります。

多くのファンがリマスター版やリメイク版、あるいは60fps対応パッチの配信を今も待ち続けていますが、現時点で公式からのアナウンスはありません。

したがって、『ブラッドボーン』を安全に楽しむためには、ロード時間が改善されたPS5上で、30fpsのオリジナル体験を受け入れるのが唯一の方法となります。

4Kの60fpsと高画質の両立はできる?

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「4Kテレビの性能をフルに活かした超高精細な映像と、60fpsの滑らかな操作感を両立させたい」というのは、PS5を手にしたゲーマーなら誰もが抱く夢でしょう。

この点について結論を述べると、一部のゲームでは両立が可能ですが、特にグラフィックに力を入れた大作(AAAタイトル)においては、多くの場合、どちらかを優先するトレードオフの関係になります

4K(3840×2160ピクセル)という膨大な数のピクセルを毎秒60回も描き換える処理は、PS5のパワフルなプロセッサをもってしても非常に大きな負荷がかかります。

さらに、レイトレーシング(光の反射や屈折をリアルにシミュレートする技術)のような最先端のグラフィック機能を加えると、その負荷は計り知れないものになります。

そのため、ゲーム開発者はプレイヤーにグラフィック設定の「選択肢」を提供することで、この問題に対応しています。

モード名(一般的な呼称)優先項目主な仕様想定されるプレイヤー
クオリティモード / 忠実度モードグラフィック品質ネイティブ4K解像度、レイトレーシングON、高精細なテクスチャ。フレームレートは30fps最高の映像美でゲームの世界観に深く没入したいプレイヤー。
パフォーマンスモードフレームレートフレームレート60fpsを維持。解像度は動的4K(負荷に応じて変動)や1440pに低下。レイトレーシングはOFFになることが多い。滑らかな操作性が求められるアクションや対戦ゲームを快適にプレイしたいプレイヤー。

しかし、技術の進歩と開発者の最適化努力により、このトレードオフを緩和する試みも進んでいます。

例えば、『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』や『Marvel’s Spider-Man 2』では、「パフォーマンスRTモード」が用意されています。

これは、レイトレーシングを有効にしたまま60fpsでの動作を実現するもので、解像度を少し下げることでグラフィックと滑らかさの両立を目指した、まさに“良いとこ取り”のモードです。

このように、4Kと60fpsの完全な両立はまだ発展途上の技術ですが、ゲームタイトルによっては非常に高いレベルでバランスの取れた体験が可能になっていると理解しておきましょう。

PS5の60fps対応ソフトとパフォーマンス設定

  • 映像美を体験できる4K 対応ソフト一覧
  • 4K対応ソフトの見分け方ポイント
  • PS5で120fpsに対応しているソフトは?
  • PS5で120fpsが出ないのはなぜか?
  • 快適に遊べるPS5の60fps対応ソフトまとめ


映像美を体験できる4K 対応ソフト一覧

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PS5の真価は、高精細な4K解像度で描かれる圧倒的なグラフィックにあります。

ここでは、息をのむような美しい世界を体験できる、代表的な4K対応ソフトをいくつかリストアップしました。

これらの多くは、快適な60fpsで遊べるパフォーマンスモードも搭載しています。

PS5専用 / PS5版アップグレード対応ソフト

これらのタイトルは、PS5のハードウェア性能を最大限に引き出すことを念頭に開発、または最適化されています。

タイトル名4K対応60fps対応グラフィックの特長
Horizon Forbidden West機械獣と自然が融合した世界の緻密な描写が圧巻。パフォーマンスモードでも高い映像品質を維持。
グランツーリスモ7レイトレーシングにより、実写と見紛うほどリアルな車体の光沢や反射を再現。
ラチェット&クランク パラレル・トラブル複数のグラフィックモードを搭載。RT有効の60fpsも選択可能で、技術的にも評価が高い。
Marvel’s Spider-Man 2忠実度モードではニューヨークの街並みをレイトレーシングで美麗に表現。
FINAL FANTASY VII REBIRTH広大なワールドマップをシームレスに冒険可能。自然の風景描写が特に美しい。
Demon’s SoulsPS5のローンチタイトル。リメイクによってグラフィックが一新され、次世代機の到来を印象付けた。

ゲームブーストで強化されるPS4ソフト

PS5でプレイすることで、ロード時間の短縮に加え、解像度やフレームレートが向上するPS4の名作たちです。

タイトル名4K対応60fps対応PS5での主な強化点
Ghost of TsushimaPS5版(Director’s Cut)でネイティブ4K/60fpsに対応。ロードもほぼ一瞬。
The Last of Us Part II無料アップデートにより、解像度1440pでの安定した60fps動作に対応。
Days Gone動的4K解像度(チェッカーボード)を維持しつつ、フレームレートが60fpsに向上。
アサシン クリード オデッセイアップデートにより60fpsに対応。広大な古代ギリシャを滑らかに冒険できる。

ここに挙げたのは人気タイトルの一部に過ぎません。

PlayStation Storeでは定期的にセールが開催されているので、気になったタイトルをお得に手に入れるチャンスもありますよ。

4K対応ソフトの見分け方ポイント

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これから購入するゲームが、お使いの4Kテレビの性能を活かせるかどうかは気になるところです。

事前に4K対応ソフトかどうかを見分けるための、簡単で確実な3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:PlayStation Storeの商品ページを隅々まで確認する

最も信頼性が高いのは、PlayStation Storeの公式商品ページで直接確認する方法です。

PS5から、またはPCやスマートフォンのブラウザからストアにアクセスし、目的のゲームのページを開きましょう。

ページ下部のゲーム概要欄に、「PS5版の特徴」といった項目があり、そこに「4K解像度対応」「忠実度モードでは4Kグラフィックスでプレイ可能」といった記述があれば、そのゲームは4Kに対応しています。

HDR対応などの情報もここで確認できます。

ポイント2:パッケージ版の裏面にある仕様表をチェックする

家電量販店などでパッケージ版を購入する場合は、ケース裏面の仕様表に注目してください。

ここには、プレイ人数や必要空き容量といった基本情報と共に、そのソフトが持つ機能がアイコンやテキストで示されています。

「4K」や「PS5 Pro Enhanced」(将来的に)といった表記があれば、高解像度でのプレイが可能です。

購入前に手に取って確認できる、パッケージ版ならではのメリットです。

ポイント3:信頼できる大手ゲーム情報サイトやレビューを活用する

発売前のゲームや、より詳細な動作状況を知りたい場合は、大手ゲーム情報サイト(IGN Japan, ファミ通.comなど)や、グラフィック・パフォーマンス分析に定評のある海外メディア(Digital Foundryなど)のレビュー記事や動画を参考にするのがおすすめです。

これらのメディアは、単に対応しているかどうかだけでなく、「実際の平均解像度」や「フレームレートの安定性」といった、専門的な機材で計測した客観的なデータを提供してくれるため、購入の際の非常に有力な判断材料となります。

最近のPS5向け大作ソフトは、ほぼ全てが何らかの形で4Kに対応していると考えて良いでしょう。

重要なのは、自分が「最高の画質で遊びたいのか」それとも「滑らかな動きで遊びたいのか」を考え、その両方の選択肢を提供してくれるソフトかどうかを確認することですね!

PS5で120fpsに対応しているソフトは?

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PS5は、標準的な60fpsをさらに超越する120fpsという、驚異的に滑らかな映像体験を可能にします。

この超高フレームレートは、特にコンマ1秒の反応速度が求められる競技性の高いゲームにおいて、プレイヤーに大きなアドバンテージをもたらします。

画面上の情報量が増えることで敵を捉えやすくなり、入力から画面反映までの遅延(インプットラグ)が減少するため、より精密な操作が可能になるのです。

ただし、この究極のゲーム体験を享受するためには、お使いのテレビまたはモニターが120Hz以上のリフレッシュレートに対応しており、かつPS5とHDMI 2.1規格のポート・ケーブルで接続されている必要があります。

以下に、120fpsに対応している代表的なタイトルをジャンル別に紹介します。

タイトル名ジャンル120fpsモードの主な仕様
Call of Dutyシリーズ (Modern Warfare II, Black Ops Cold Warなど)FPSマルチプレイヤーモードで対応。解像度を少し下げて120fpsを優先。
Fortniteバトルロイヤル設定で120fpsモードを有効化可能。解像度は1440pに固定される。
レインボーシックス シージタクティカルFPSパフォーマンスモードで動的4K解像度を維持しつつ120fpsを目指す。
Devil May Cry 5 Special Editionアクション「ハイフレームレートモード」を選択することで120fpsでの高速バトルが可能に。
アンチャーテッド トレジャーハンターコレクションアクションADV「パフォーマンス+」モードで、解像度を1080pにすることで120fpsを実現。
DIRT 5レース120fpsモードにより、マシンの挙動が非常に滑らかになり、操作性が向上。
仁王 CollectionアクションRPG120fpsモードを搭載。高速な剣戟アクションを最高の滑らかさで体験できる。

これらのタイトルでは、120fpsを実現するために解像度をフルHD(1080p)や1440pに下げるのが一般的です。

最高のグラフィックか、究極の滑らかさか。あなたのプレイスタイルに合わせて選択しましょう。

詳細な対応規格については専門サイトのHDMI 2.1に関する解説なども参考になります。

PS5で120fpsが出ないのはなぜか?

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「120fps対応のゲームと120Hz対応のモニターを揃えたのに、なぜか設定が有効にならない」そんな時に確認すべきポイントは、大きく分けて4つあります。

ハードウェアとソフトウェアの両面から、一つずつ丁寧に見直していきましょう。

【チェックリスト】120fpsが出ないときの4つの原因

原因1:PS5本体の映像出力設定が「オフ」になっている
最も基本的な確認項目です。

PS5はデフォルトで120Hz出力が「自動」になっていますが、何らかの理由で変更されている可能性があります。

  1. PS5のホーム画面右上の「設定」(歯車アイコン)を選択します。

  2. メニューから「スクリーンとビデオ」を選びます。

  3. 「映像出力」のタブにある「120Hz出力を有効にする」の項目が「自動」になっているか確認します。もし「オフ」になっていたら「自動」に変更してください。

原因2:テレビ・モニターの性能不足、または設定ミス
お使いのディスプレイが120Hz以上のリフレッシュレートに対応していることが絶対条件です。

さらに、テレビ側の設定でPCからの信号やゲーム機からの信号に最適化するモードを有効にする必要があります。

メーカーによって呼称は異なりますが、「ゲームモード」をONにしたり、HDMI入力設定で「拡張フォーマット」や「Input Signal Plus」といった項目を選択したりしないと、120Hz信号を受け付けない場合があります。

必ずお使いのディスプレイの取扱説明書で設定方法を確認してください。

原因3:不適切なHDMIケーブルまたは接続ポート
4K解像度で120fpsの映像を伝送するには、非常に広い帯域幅を持つ「HDMI 2.1」規格が必須です。

PS5に最初から同梱されているHDMIケーブルはこの規格に対応していますが、もし市販の古いケーブルを使用している場合は、規格が対応しているか確認しましょう。

「Ultra High Speed」の記載があるものがHDMI 2.1対応品です。

また、テレビやモニターにHDMIポートが複数ある場合、すべてのポートがHDMI 2.1に対応しているとは限りません

多くの場合、1つか2つのポートのみが対応しています。

「4K/120Hz」や「eARC」といった記載があるポートにPS5を接続しているか、再度確認してください。

原因4:ゲームソフト内のグラフィック設定
上記のハードウェア設定がすべて完璧でも、肝心のゲームソフト側で120fpsモードが選択されていなければ意味がありません。

多くの対応ソフトでは、ゲーム起動後のメインメニューやオプション画面にある「グラフィック設定」「ディスプレイ設定」から、「パフォーマンスモード」や「120fpsモード」といった項目を手動で選択する必要があります。

自動では切り替わらないことが多いので、必ずゲーム内の設定を確認しましょう。

これらの4つのポイントを一つずつ確認することで、ほとんどの問題は解決するはずです。

究極の滑らかさを体験するため、じっくり設定を見直してみてください。

快適に遊べるPS5の60fps対応ソフトまとめ

  • 多くのPS5専用・世代互換ソフトは標準で60fps動作に対応している
  • ゲームによっては最高の画質を優先する30fpsの「クオリティモード」も選択できる
  • PS5で体験できる主なフレームレートは30fps、60fps、120fpsの3種類
  • 120fpsでのプレイは、対応ソフトと120Hz対応のディスプレイ、HDMI 2.1ケーブルが揃って初めて可能になる特別な体験
  • 「ゲームブースト」機能により、多くのPS4ソフトがPS5上でパフォーマンス向上する
  • ゲームブーストは特別な設定不要で、対応ソフトを起動するだけで自動的に適用される
  • 一部のPS4ソフトは、60fps対応のための専用アップデートパッチの適用が必要
  • 『Bloodborne』は多くのファンが望んでいるが、公式には60fpsに未対応
  • 4K解像度と60fpsの両立は、多くの大作ゲームではトレードオフの関係にある
  • 近年はレイトレーシングを有効にしつつ60fpsで動作する「パフォーマンスRTモード」搭載のソフトも増えている
  • 購入前に4K対応か確認するには、PlayStation Storeのページやパッケージ裏面が確実
  • 120fpsが出力されない場合、PS5本体の設定、ディスプレイ側の設定、HDMIケーブル・ポート、ゲーム内設定の4点を確認する
  • テレビの「ゲームモード」や「HDMI拡張フォーマット」の設定は見落としやすいポイント
  • 最終的に、自分のプレイスタイルや好みに合わせてグラフィックモードを選ぶことが最も重要

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